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抗がん剤やめちゃダメ?大学病院は患者ファーストではなく薬ファースト

抗がん剤 大学病院

肺がんの手術後の初の診察で実は「ステージ3aの肺がん」だったと知らされたオカン。

その3日後の12月14日に急遽、抗がん剤治療の為に入院することになりました。

⇒前回「ステージ3aの肺がん」の余命や治療法などを個人的に調べてみた記事はコチラから

 

そして、今この記事を書いているのは年明けの1月4日。

オカンが入院して約3週間が経ちました。

 

初の抗がん剤を打ったオカンは予想通り?副作用で苦しみましたし、今も体調は良いとはお世辞にも言えない状態。

僕自身、今回のオカンの入院を通して想うこともありますし、「大学病院は患者ファーストではなく薬ファーストなんだな」ということも実感しました。

その辺りの経緯を踏まえて、1週間後には始まる抗がん剤治療の前に、自分の備忘録的な意味合いも込めて時系列的に今回は書みたいと思います。

 

入院初日の説明。抗がん剤の主な副作用は「強い吐き気」

入院初日 説明

入院初日。

主治医と看護師、そしてオカンと僕の4人で今回の抗がん剤治療による副作用や治療方針の説明が約1時間程度行われました。

 

抗がん剤の主な副作用としては、強い吐き気やだるさ(ほぼ100%ある)、その他に便秘、じんましん、白血球の減少など個人によって副作用の種類や重さも異なるそうです。

 

治療方針としては、抗がん剤は1クール約4週間を4回にわたって行うのが標準的とのことで、ひどい副作用がある場合は期間の延長や中止もあり得るとのこと。

打つ抗がん剤は2種類で「シスプラチン」というメジャーな抗がん剤と、それよりは少し副作用が弱い「ビノレルビン」という抗がん剤です。

 

また、今回うちのオカンの場合は治験の薬(強吐剤)を使うことになっていたのでその同意書と副作用の確認事項がありました。

3日前の診察の際にも伺っていた話だったので、特に改めて質問することもなく普通に説明は終えました。

 

抗がん剤1回目。24時間二日酔いになったような吐き気とだるさに襲われる

抗がん剤 吐き気

抗がん剤投与初日。

数時間後には嘔吐があり、翌日からも強い吐き気とだるさ。

そしてその日以降も吐き気とだるさは続き、食欲不振に襲われていました。

食事もできないし、夜もあまり眠れず栄養も点滴のみ。

元々便秘気味な上に、輪をかけて食事ができないので出すものがなくてお通じもずっとないらしい。

 

また、抗がん剤を投与することによって、血液中の細胞を作る骨髄に影響を及ぼすらしく、オカンの場合は白血球と血小板が大きく減少していました。

面会に行くとなんとか会話はできるものの、トイレに行くのもやっと。

抗がん剤を打った体のだるさをわかりやすく例えると24時間毎日ひどい二日酔いになったような気分だそうです。

想像しただけでもしんどい^^;

 

初の抗がん剤から1週間ほとんどまともに食事を摂れなかったオカンは元々食が細くて小柄な上に、さらに細く小さくなっていました。

 

1週間後2回目の抗がん剤。少し食欲も戻り、退院へのモチベーションも上がる

抗がん剤2日目 

1回目の抗がん剤投与から1週間。

2回目の抗がん剤は比較的副作用が少ないと言われた「ビノレルビン」のみの投与。

 

そのせい?もあってか、抗がん剤投与後も1回目のようなひどい吐き気やだるさなどの副作用はあまりなく、徐々に食欲も戻ってきていました。

心配な点としては血小板の減少が気がかりではあるということでしたが、医師も退院までにはある程度戻ってくるのではないかと。

 

とはいえ食欲が少し戻り、また年末に近づき早く家に帰りたいオカンは退院が間近に見えてきたこともあり、モチベーションが上がって会話や表情も明るくなっているように感じました。

オトンも僕もこの調子なら無事に1週間後には退院できるだろうなぁ~とこの時は思っていました。

 

退院予定日。急激な白血球の減少による退院延期に。

退院予定日 延期

退院予定日から1日遅れの12月29日。

3日前の血液検査の結果では、2回目の抗がん剤投与後に減少していた血小板が若干ながら回復。

29日の血液検査で回復傾向が見られれば退院との話でした。

 

オカンは100%ではないもののおそらく予定通りに退院できるであろうと嬉しそうに話していましたし、オトンに限っては100%退院できるといった口ぶりでした。

 

ところが、ふたを開けてみれば血小板は回復しておらず、それどころか白血球が激減。

外に出れば感染症の恐れもあるので29日の退院は見送り。

とりあえず白血球を増やすための注射を年内は打ってみて様子をみることになりました。

また医師の話では、年内に数値が戻るのは厳しいだろうという見通しで退院は年明けの4日以降ではないかとのこと。

 

正月には家に帰れると思っていたオカンも、さすがにこれはだったようです。

とはいえ、年内に退院できなかった事に関しては、こればっかりは誰のせいでもありません。

数値がどうなるかなんて医師もわからないですし、勝手に退院できると思い込んでいたオカンとオトンが悪いです^^;

 

大学病院は患者ファーストではなく薬ファースト

抗がん剤2回目の投与の後に、次の2クール目の抗がん剤治療の為の入院は1月11日だと言われていました。

 

丁度、僕が面会に行った際に医師と話す機会があったので、次の抗がん剤の入院の時期について

「仮にこのまま年明けに退院したとした場合、次の抗がん剤のための入院(1月11日)は先に延ばすことはできますか?あまり日にちもないし、体調的にもどうなのかなと。。。」

と質問してみました。

 

すると医師からの答えは、

「いや、抗がん剤の2クール目は予定通り11日で行きます」

とのこと。

ただそれだけ。

 

正直、僕の中では疑問(というか不信感)が湧いてきました。

肺がんの手術をして回復ままならぬ時に抗がん剤治療を勧められ、言われるままに抗がん剤投与して1週間食事をできなくて体力が劣っているオカン。

元々食が細い上に年齢的なものもあり、入院してからは顕著に体力が低下しています。

 

さらには血小板の減少に加えて、白血球が激減。

退院予定より1週間遅れて3週間の入院を余儀なくされている状態なわけです。

そんなボロボロのオカンに退院して1週間経つか経たないかでまた再入院させて、抗がん剤治療を始めるという(その間に外来で血液検査が1度ありますが)。

当初は副作用の様子を見ながら期間は調整するって言ってたのに。。。

 

これって今風にいうと、

「患者ファーストじゃなくて、薬ファースト(もしくは病院ファースト)」

じゃないの?

 

明らかに入院した時より体力も落ちて、体の状態も良くないのに、さらにそこに抗がん剤を打っていく。

 

素人考えでも今回より体調が悪くなるのは明らかですよね?

「これ以上やせ細って、血液の数値も悪くなって大丈夫なの?」

「がんで死ぬ前に他の病気で死んじゃうんじゃないの?」

そんな考えが浮かびます。

 

本当にこの治療方針って正しいのでしょうか?

そもそも今回の抗がん剤治療にあたっては医師からも、「手術もして検査ではがん細胞の転移はみられないが念のために抗がん剤治療しましょう」という予防的な意味合いで始まったものです。

しかも、4クール終えたところで抗がん剤が効く保証などなく、仮に効いたとしても10%程度生存率が上がる程度だとも説明を受けました(もちろん、10%でも上がって欲しいけど)。

 

ここまで体調悪くなっているのに、患者を無視してスケジュール通りに抗がん剤治療を進めていくのは、患者にとって本当に正しいのか?

スケジュール通りじゃないと、抗がん剤って効果が激減するんですかね?

手術も出来ずに化学療法しか生きる方法がないというのであれば、まだ話はわからなくもないですが・・・。

 

注射の結果、白血球は上昇。とりあえず3日間の外泊許可。そして退院

抗がん剤 退院

退院が延期になった12月29日から3日間、注射を打ったところ白血球はとりあえずは増加。

どうしてもお正月は家で過ごしたいとオカンが医師に申し出したところ、

「お正月と2日の2日間注射を打ちに病院に来ること」

を条件に外泊許可を頂きました。

 

ついで?ではないですが、オカンが「このまま間をあけずに次の抗がん剤を打つのは不安がある」と医師にいったところ、「場合によっては抗がん剤の量を半分に減らす」と言われたそうです。

そこまでしてスケジュール通りに抗がん剤を打つ理由って何なんですかね?

というか、量を減らせば効果も落ちるんですよね?(落ちないなら初めから半分でいいし)。

なんとなく安心させるために言ってるだけに聞こえてしまうんですが。。。

 

自宅に戻ったオカンは久しぶりにちゃんと食事も行い、比較的睡眠もとれたせいか、病院の時とは違って顔色も良くて体調も良さそうでした。

そして、3日間の外泊許可が終わり3日は病室に戻り、翌日の1月4日の血液検査の結果、外泊前から数値も落ちていないということで正式に退院することになりました。

 

とはいえ、自然に白血球や血小板の数値が戻ったわけではなくて、退院まで注射を打った結果の数値です。

言い方は悪いですが、

「抗がん剤治療をスケジュール通りにやりたいから、無理やり注射で数値を挙げて治療する既成事実を作った」

風に見えてしまいます。

個人的には今の状況で抗がん剤治療をスケジュール通りに勧めるのは到底納得がいきません。

⇒2回目の抗がん剤治療の詳細の記事はコチラから

 

体がボロボロになっていってまで、病院の言うままに抗がん剤を始めとする化学療法をやる意味とは

幸せってなんだろうか

医師からスケジュール通りに抗がん剤治療を行うことを優先することを知らされたときから自分の中では大学病院へは不信感でいっぱいです。

所詮は「患者ファーストではなく、薬(病院)ファースト」、もっとうがった視方をすれば「臨床実験結果ファースト」とさえ感じます。

 

オカンには「今の状態であれば、次からの抗がん剤治療をやめるということも考えてもいいのではないか」ということは伝えました。

オカン的には続ける気持ちとやめる気持ちと半々くらいの感じでしたが、オトン的には「4クールやって当たり前」「先生が言うのだからそれしかない」という認識みたくオカンもそれに従う形になりました。

僕としては納得いかない部分もありますが、本人と夫婦で決めたことならなサポートするしかないと割り切っています。

 

今の段階で結果はどうなるかはわかりませんが、今回のオカンの抗がん剤治療を通して僕なりに想うところもあります。

「病院が絶対とは思わない」

「自分の人生は自分で決めるべき」

「残りの人生どう過ごすのが自分にとって幸せなのか考えておくべき」

 

乱暴な言い方ですが、これから15年も20年もオカンが生きる確率は高くないでしょう。

せいぜい10年、いやもっと短くても全然不思議じゃない。だってもう70ですからね。

肺がんでなくても、別の病気で死んでしまう可能性だって全然あるわけです。

 

体がボロボロになっていってまで、病院の言うままに抗がん剤を始めとする化学療法をやる意味って本当にあるのでしょうか?

オカンは本当にそれで幸せなんでしょうか?

そして、その時に自分ら家族はどうやって決断をサポートしていくべきなのか?または、しないべきなのか?

 

自分もいつかそういう日が来ると思うと、今から自分の死にざまを考えておく必要があるんだと気づかされました。



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登場人物紹介 登場人物一覧

まさぽん

まさぽん

年齢:1977年生まれ
 職業:フリーランス
 性格:人に厳しく、自分に甘い。

コメント

  1. あらい えみこ より:

    大変な日々ですね。
    家族皆さんがお疲れでしょうが、お母様ご本人が一番苦しいく辛いでしょうね!

    私も叔父の抗がん剤治療を目の当たりして来て

    『自分なら…ある程度進行が進んでいたのならば、あえて治療の選択肢は選ばずに自然に任せようと』決めました。

    抗がん剤の副作用で、口内炎で食事も出来ず
    延命した所でどうなると言うのか?

    実際、抗がん剤等の治療を受けずに
    医者から宣言された余命よりも
    長く生きてる方も沢山います。

    限られた、余命を副作用と戦いながら
    ベットの上で過ごすより
    緩和治療しながら、楽しく過ごせる方を
    私は、選びたいと思いますが…

    そう言う、選択を家族全員が受け入れる事は中々
    難しい問題ですよね!

    1. まさぽん まさぽん より:

      あらい様

      コメントありがとうございます。
      お返事遅くなりました。

      >実際、抗がん剤等の治療を受けずに
      医者から宣言された余命よりも
      長く生きてる方も沢山います。

      限られた、余命を副作用と戦いながら
      ベットの上で過ごすより
      緩和治療しながら、楽しく過ごせる方を
      私は、選びたいと思いますが…

      そう言う、選択を家族全員が受け入れる事は中々
      難しい問題ですよね!<

      難しい選択ですが、病院や医者の意思ではなく自分の意思で本人が悔いのない選択をしてもらいたいですよね^^
      もし自分がそういう立場になった時に、僕はどういう選択をするのか?考えさせられました。

  2. あい より:

    こんにちは。私の母もまさぽんさんのお母様と同じく、初期の肺がんと診断され、手術後の病理検査の結果、リンパへの転移が見られ、ⅢAとなりました。明日から入院し抗がん剤が始まります。
    ただ不安しかなく、母の為に出来る事はあまり無いのが現状です。
    何か情報が欲しくてまさぽんさんの記事を見つけました。
    明日からの抗がん剤治療について少し知ることが出来ました。ありがとうございました。
    本人が一番つらいでしょうが、しっかりサポート出来るようにがんばります❗

    1. まさぽん まさぽん より:

      あいさん
      コメントありがとうございます。

      >ただ不安しかなく、母の為に出来る事はあまり無いのが現状です。

      そうですよね。
      僕も出来るだけお見舞いに行ったり、食べられるものを持っていったり、それくらいです^^;

      >明日からの抗がん剤治療について少し知ることが出来ました。ありがとうございました。
      本人が一番つらいでしょうが、しっかりサポート出来るようにがんばります❗

      お役に立てたのであれば何よりです^^
      お母様のためにもご自身のためにも今できることをお互いやっていきましょうね^^

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